天王寺区 歯周病 予防歯科 玉造駅

歯周病の進行段階は、下の図のように、大きく分けて「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階に分けられます。
初期の段階では痛みは無く、歯みがきの時に出血したり、口臭がある程度です。
その後ある程度悪化した段階で初めて歯茎がはれる、上手く噛めない、歯がぐらつく、隙間ができる、歯が伸びたように見えるようになり歯周病であると気づく方が多いです。

中等度以上の進行したケースでは、深い歯周ポケットの中にある歯石が取り切れないことがあるため、歯茎を切除するなどの歯周外科処置が必要となることもあります。重度歯周炎であれば、多数の歯を抜歯せざるをえない時もあります。

そして、歯周病によって痩せてしまった歯茎、溶けた骨は元通りには戻りません。
そのため、自覚症状が出ずらい歯周病は定期検診や日々のケアによる予防が最も重要です。

歯周病の原因は歯垢ですので、歯周病の重症度によらず、日々のご自身の歯ブラシで少しでも歯垢が溜まりづらい環境を整えることが肝心です。
そして、歯ブラシだけでは除去できない歯垢や歯石は、歯科医院で専用の機械・器具を用いてクリーニングする必要があります。
このように、健康な方でも歯周病は一生付き合っていくものであり、自身の歯でしっかり食べることができるように、日々のケアや定期的な検診・メインテナンスがとても重要となってきます。

当院導入のメインテナンス設備

天王寺区真田山の玉造歯科クリニックでは、歯周病治療の一環として、超音波スケーラーとパウダーデバイスによる、メインテナンスマシンを導入しております。

超音波振動による歯石の除去に加え、細かい粒子のパウダーを噴射するパウダーデバイスによって、歯の表面の頑固なプラークや着色を素早く除去することができます。
従来まで困難であった根面のバイオフィルムの除去が可能です。